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17. 06 / 17

相模原の家

相模原の家


実施設計が完了した「相模原の家」
敷地は建て込んだ住宅地で、小高い丘のような地形の中ほどにあります。
地形の勾配と平行に雨じまいのよい2枚の屋根をかけ、緩い傾斜地に建物をなじませました。1階はコンクリート造、2階と3階が木造の3階建ての住宅です。
クライアントへのヒアリングをもとに、ご家族の暮しと動き、ロケーションとプライバシー、景色と求心性など、様々な関係性のあり方をプランニングしました。

1階は道路と宅盤の高低差を活かし、植栽を楽しめるリビングやダイニングルームとし、2階は中央に配した音楽室を寝室や廊下・バスルームなどで囲み、防音性を高めました。
道路斜線をかわした最上階には、低く深い軒下で本を読みながら丹沢の山並みが見晴らせる「veiw room」と名付けたスペースを計画しました。
すこし特別な居場所があることで、その他の居場所との関係性が豊かになり、魅力をもった住宅になることがあると思います。

音楽や本が家に満ちていて生活と溶け合っていく。
すでにあるクライアントの暮しを新しくかたちにしました。

Model ¨ house in sagamihara ¨

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